保育士の給料年収

保育士の収入は勤務形態や勤務場所によっても異なりますが、一般的には高額所得とは言えないでしょう。

しかし、長く勤めることが出来る資格であり、国家資格である保育士の資格が無ければ、保育士として勤務できないことなどから、現在非常に人気のある資格のひとつです。

保育所などでの初任給はおよそ17万円前後、公立の場合、公務員扱いとなり、各地方自治体の規定給与が支給されます。

一方で保育士の短時間勤務が導入されたことにより、パート勤務や非常勤が可能となりました。

契約期間も1年更新など、勤務する施設によって違いがありますので、求人内容はしっかりと確認しましょう。

保育士歴も長く、年齢が上がるにつれて給与も上がる傾向で、勤続10年以上から徐々に賃金格差が見受けられるようになります。

保育士は児童法改正により国家資格の保育士として名称独占資格となりました。

有資格者のみが保育士を名乗れるようになり、保育士は一定の社会的地位が保証されるようになったのです。

保育士の年収は300万から400万円ほどですが、正社員としての保育士の求人は少ないため、保育士の補充や空きによる求人をこまめにチェックする必要があります。

現在、保育所は保護者の残業なども考慮し、夜間保育を導入しているところが増えています。

このため、保育士の勤務時間は不規則になりがちで、交代制勤務を導入しているところが多くなっています。

勤務時間、責任感、仕事量などを考えると、決して高給とは言えない保育士ですが、何よりも子供が好き！という保育に対する熱い情熱を持って保育士を目指す方はかなりいらっしゃいます。

また、そういう気持ちが無ければ厳しいのも保育士の仕事と言えるでしょう。

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